前置き
このSSは内藤2000さんが当サイトのキャラを用いて作成されたものです。
「煌盾装騎エルセイン」は提供している情報が少ない為、キャラの口調、設定などが管理人の作品と異なる場合があります。あらかじめご了承下さい。
蠱毒1
「…………………う………………………………う……ぐ……………ぅ………………………」
「おっと、気がついたぁ? 思ったより早かったねぇ~」
いきなり目の前に現れたのは、さっきまで戦っていたフィリーの顔だった。
吐息がかかるほどの 超至近距離で見詰められ、イルディナスの鼓動が早鐘のように昂ぶる。
少女が頭で考えるよりも早く 目の前の敵に斬りかかった右腕は、しかし あっさりとフィリーの腕に受け止められる。
「っっ!!?」
「無駄、無駄♪ まだまだ毒が効いてんだから。 もう 暫くは 思うようには動けないよ。」
確かに今の一撃は、まるで他人の体かと疑うほどに、通常の感覚とは かけ離れた鈍いモノだった。
体だけでなく 頭までもが重い。 分断されそうになる思考を 気力でまとめあげ、シェイラは記憶の糸を辿った。
フィリーとの戦闘に入った際、何合か斬り合った後 彼女の素早さに圧倒された蟲魔人は 背に大きな蝶の羽根を生やして上空へと退避した。
飛行能力を持たないイルディナスが 跳躍しながら撃墜しようと挑みかかり、それをフィリーがかろうじて躱すという図式が 幾度か繰り返される内に、急速に 意識が遠のき始めて……
「……鱗粉………毒…?……」
「正~~解ぃ♪♪ ちなみに今も振り撒いてるから、回復は出来ないよ!?」
闇に落ちる瞬間、妙に目に付いた蝶の羽根のキラキラこそが イルディナスの意識を奪った毒の正体だったのだ。
おちゃらけた声を出し 至近距離から大量の鱗粉を吹き掛けて来るフィリーの毒粉を、可能な限り吸い込まないように シェイラが息を止める。
「十七ぁ~~~~~♪♪」 ヌプっっ!!
「っっっ!!!! うガぁアアあアァアアアぁアアアアァアアアアアッ!!? 」
予想外の攻撃に、息を止めようとした影衣装騎が大声をあげる。
改めて見るとイルディナスの左腕と胴体、両足は 巨大なクモの巣にグルグル巻きで縛り付けられており、フィリーの右腕が 無防備な彼女の菊華にピンポン球ほどの白い球体をネジ込んでいた。
「あグぅううううううっっ!? な、何を?」
息を止めなければと思う 半面、思わず浮かんだセリフが口を突いて漏れ出る。
圧倒的に優位な陵辱者は ニヤつきながら獲物を見下す。
「何って? 卵さ。 君のお蔭で ボクの下僕どもが激減しちゃったからネ。 新しい戦力の増強に協力して貰おうと思ってサ♪」
「 クッ! ふ、ふざけるなァあアアあギぃいいいィいいいイいいい!!!」
「十八、十九ぅうう、っと!! ン!?何んか言ったぁァ? ボク 今ちょっと忙しいからさぁ、負け犬の遠吠えになんか 付き合ってらンないんだよネェ♪♪」
この上なく 無邪気な極上の笑みが、腐臭すら纏いそうな 爛れた障気を湧き出させ、嗤う。
暗黒の愉悦に浸り切った虚無の瞳は、既に影衣装騎を ただの獲物としてしか捉えていなかった。
「あグ! あグ はグぅうううう!! ふギィいイイイぃイイいイッ!!!!」
最大の急所に 知らぬ間に大量の卵を送り込まれていたシェイラは、遅れて来た圧迫感に脳内を席捲される。
歯を食い縛って菊門に力を込め 悪夢の球体を押し出そうと試みるが、肛内の球体群は まるで生き物のように蠢めき、宿主からの離脱を拒み続けた。
「あガぁああアあああぁァァ!!? なっ!? こ、こんなァっっ!!」
「キャハハはハハハハ♪ 理解したぁ!? 並大抵の力じゃあ 頑張ったって吐き出せやしないよ。 入れるのは こんな風に自由だけどネ♪」
ズプ!ヌプププププ
「あ゛ーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!」
二十個目の球体を突き挿れられ、ピンクの皺菊が絶大な快楽に戦慄なき プルプルと震える。
瞳を裏返らせながらも 必死に括約筋を締めようと抵抗する黒の戦士だったが、内側の潜入者たちが蠢き合い 新たなる後輩の為の道作りをするのだから、たまらない。
「う、嘘ぉオおおっっ!! バカなぁ! や、止めッ!!ひグゥウウウうウウウウゥウ!!!!」
「キャハハハハッ!! 何それェ? まさか そんなンで抵抗してるツモリぃぃ!?全ッ然 意味無いじゃン。 ほらっ!! ほらほらァ!!」
ズプ! ズプ ズプぅ!! グリグリ グリュうううぅ!!
「みギャああアあああアああぁあああア!!! ヤめ!止めれッ!! も、無理…うわァあああアああぁあああァぁァァ~~~~~~~~~~~~~~~~~~っっっ!!!!」
「二十三ぁん!! 二十四っっと!! アレぇ? もう限界ィぃ!?エルセインより よっぽど歯応えがありそうだったのに、どっちも大したコトないねぇ!!」
「……ぁ…………ギ………… ……ね……姉さん?」
「うん。シェイラちんと会う前に 出会ったから先に遊んであげてたンだ! 向うに転がしといたから、まだボクの蟲たちと遊んでるンじゃない♪」
「き、貴ひゃまアああぁあああアああああァああああぁああァァァ!!!!」
「きゃは♪ スンゴい魔力ぅ!! やっぱ まだまだ余裕有るみたいだねェ。」 ズプぅううううう!!
「おアぁあアアあアアアアぁアアアアアッ!!!!!」
魔力を高めてクモ糸を焼き切ろうとしたが、思ったよりも遥かに丈夫な繊維なのか ちょっとした綻びさえも生じない。
全てを封じ込められた影衣装騎は、嬉々として卵を送り込んでくる幼い魔人に いいように弄ばれ 翻弄されて 叫び続けた。
ひとつ潜り込むたびに 「もうこれ以上は 」と、必死に可憐な窄まりを締めつけ 次の挿球を拒むが、既に抵抗する力を失っている彼女の皺菊は 容易くコジ開けられ、次なる悪夢を捻じり込まれる。
右腕までも糸に絡め取られ 全く身動きができない変身ヒロインは、少女の細指に玩弄され 小さな球体を押し込まれるたびに 動かぬ身体を大きくのけ反らせ、爪弾かれた弦のように余韻でクモの巣全体を振動させた。
「ふギャああアあああぁああアああああァああアあアアア!!!! ひッ!アヒぃ!!おガぁアアアあアアアぁアアアアアぁァァッッ!!!!!!!」
「三ぁ~~~~~ん 十ぅっっっと!! あはははは!!シェイラちん 白目剥いてるぅ!! お尻の穴もピクピクしながら痙攣してるよぉお~~~~!? 笑えるううぅ♪♪」
金魚のように口をパクつかせながら、失神した女戦士は深い闇の底へと落ちていった……。
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